Blue Monday だより -67ページ目

昨日の仕事

論文の査読でした。忘れてた。

それとは別に労組の仕事もある。これが鬱でたまらん。



AV関連の記事を2つ。

http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20041220/nec.htm
きたきたー,と思ったら再生のみですか・・・

http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0412/20/news007.html
しかし,一本化されたにしても次世代オーディオ規格の世代交代が遅々として進まない現状を見るにつけ,世代交代は難しいのではないか(大画面テレビとのからみでオーディオよりはニーズありそうだけど)。
ホームシアターってほんとにニーズあんのかね?俺は欲しいがw

朝から何か仕事があったような

何だったっけ?



朝,会社に来て,真っ先にやることといえば,同じ会社の人のblog巡りなんですが,K氏のblogの記事のクイズでしばし考え込む。

同様の問題。
http://www.ip.kyusan-u.ac.jp/J/nagai/monty/monty1.html

なるほどねえ。そういわれてみりゃそうだわ。


映画版『わたしのグランパ』を観る。雰囲気自体はいいけど,まあ,可もなく不可もない映画かな。もっと徹底的にジュブナイルにして,珠子の視点で固定した方がグランパ役の菅原文太が生きたような。スーパーマンになりかけてたからなあ,文太さん。

写真撮影

新しい健康保険証のための写真撮影があります。
えー,昔の痩せてた頃の写真使っちゃあダメですか?



会議やら,研修の講師やらで疲れ果てる。
先ごろまではにゅううぇいぶがキてましたが,最近は時代は進んで,ジャンクとか今ではオルタナティヴとか呼ばれているものがキてます。
私は80年代後半のアメリカの(ごく一部の)ロックが好きなんですが,ま,どういうのかというと,ビッグ・ブラックとかソニック・ユースとかプッシー・ガロアとかスワンズとかバットホール・サーファーズ(肛門波乗り人!)etc.ですね。

まあ,こいつらそろいも揃って殺伐としてて下品でゴミのような音楽を作っていた(今でも殆ど現役だけど)人たちだ。60年代の理想主義が終わったころから,よくよく考えればこういう連中が出てくるのは必然のような気が今はするけど,当時は「こいつらなんでこんなことやってんだ?絶対正気じゃねー」と思ったもんです。で,音楽は壊れているけど,こいつらのほとんどが大学出のインテリつーのがまたあきれる(ロキシー・ミュージックなんてなんとなくインテリっぽい雰囲気出してるけど,あいつらアートスクール出身だからね)。

今は特にビッグ・ブラックの『ソングス・アバウト・ファッキング』(←あーあー)を繰返し繰返し・・・電動ドリルとグラインダーが頭の中で暴れまわっています。情緒なんてくそくらえってなもんです。なんかわからんけど市ね!

ドン・キホーテ

3人も死者が出ているので,不謹慎だとは重々承知しているが,やはり今回の一連の放火事件,面白すぎ。
取引先からも近隣住民からもそして社員からも,おそらく嫌われまくっているであろうこんな企業には相応しい事件じゃあないですか。マスコミも,犯人ばかりではなく,クソ会社を徹底的に糾弾すべき。

でも笑ってばかりもいられないのが,グローバリズムとかいう世の流れだかなんだかで,しわ寄せが社会的弱者にトコトン向けられるような全世界的システムによって,今後こういった事件が増加するであろうことは容易に想像がつくところだ。そうなると,自分がいる会社が標的にならないなんて保障は全くないわけで。

あるいは,自分が放火犯の立場になることも,恐ろしいけど考えられないことはない。放火して3人死ねば,おそらく死刑なんだろうけど,それでもやらなくちゃいけないと考える日がこない保障はどこにもない。

怖い,怖いし死んだ店員さん(おそらくバイトでしょう)にはご冥福を祈らないでもないが,でもだからこそ本当に痛快じゃあないですか。できれば社長にいっときゃあもっと楽しかったんだけど。

エンジンかかんね~

リフレッシュ休暇から明けて,今日で3日目なのですが,さっぱり調子が出ません。
10日(営業日にして6日)休んでいる間に,当然のことながら仕事が蓄積しているのですが,休み明けの脳みそは処理能力が極めて低くなっているため,すぐに飽和しちゃう。しかも昨夜は忘年会なんて行事もあったりして,本日は寝不足のため更なる能力の低下が予想されます。んで,しかも今日の午後から会議が入ってまして・・・いやあ,危険ですね。


私の最近のiPodの利用法なんですが,とりあえずシャッフル再生して,グッときた曲があったらアルバム単位で聴く,という風にやってます。

休暇ボケの影響かどうかはわかんないですが,昨日はザ・スミス,今日はエコー・アンド・ザ・バニーメンと80年代の暗いニューウェイヴバンドがキてます。
こいつらやニュー・オーダーやらザ・キュアーってのが,私の青春時代のドンピシャの同時代音楽でして,もちろん同時代の音楽なんて数え切れないほどあるに決まっているのですが,とにかく私の場合はこいつらなんです。

うわ,自分でも思うけどいやだ~,自意識過剰で内向的な青春を送ってたぽくてさ~。
当時の,ビジュアル系雑誌になる前のフールズメイトに,自傷癖自慢の読者投稿してたような連中と仲間だ~。げげげ~。

でも,今でも好きなんですよね。しょうがないなあ。

怪奇大家族

以前にも書いたことがある今期イチオシのドラマ(といっても深夜30分枠だけど)の「怪奇大家族」がいよいよ佳境だ。霊に始まり妖怪,UFO,謎のアイテム,ゾンビ・・・と怪奇現象のオンパレードの作品なんですが,遂に主人公は呪い殺され,三途の川を・・・と非常に楽しいことになっております。
で,な,なんと,

http://www.toho.co.jp/music/st-shop/index.htm

サウンドトラック発売!うわっ,デスメタル風タイトル収録じゃん。
それにしても,ギャグホラー版「サザエさん」だったのか。

もう一つ期待していた,「ミステリー民俗学者 八雲樹」は,全体的には「トリック」の劣化コピーの感が拭えないまま終わりそうだけど,前回のエピソードは非常によかった。権力を持った村の有力者が,自分に都合の悪い人間を次々と粛清しているのだが,それをやまんばの伝説だと村民に思わせて,自己の安泰を計っている。そんな有力者に対してある人物が復讐を・・・というお話。この話の何が良かったかって,村民が,保身のためによってたかって有力者の「まやかし」に協力するわけ。もちろん村民には,悪事に加担しているという意識はなくて,まったく無批判に権力者の理論に従っている。その無知蒙昧が,結局は自分たち村民の生活を脅かしているのだとは,決して想像することなく・・・というところ。

とまあ,こんなことを書いては見たけど,ドラマの主眼は実はそういうとこにはなくて,単純に謎解きだったんですけどね。いや,でもね,今の社会にも民俗学的批評ってのはなかなかに合致するんじゃあないかとちょっと思っただけだけどうだうだなげかったながはははは。

今日から社会復帰

長い休暇を終えまして,今日から社会復帰いたします。

休暇中は,カニ(香箱!)やら白エビやら寒ブリやら食いました。美味かったけど,体に悪そう・・・


会社に来るなり,メールとサイボウズの回覧板にうんざり。
つことで,ブログ復帰は明日からの予定。
(連休つったって書くことあまりやってないし)

うわっ

今気づいた。amazonのアソシエイトできるようになってんじゃん。
やるなアメブロ。昨日のサーバメンテ許す。



ところで,明日から私リフレッシュ休暇なる,リーマン万歳の制度を利用いたしまして,休暇に突入します。というわけで,次回更新は13日になるかもです。
ヒマなので家からも何か書くかもですが。

植草甚一スクラップ・ブック

植草甚一スクラップ・ブック6「ぼくの読書法」読了。

本や映画や音楽が好きな人で,この人に憧れる人は多いはず。私もその一人には違いないが,主に知性の面で劣るという理由からただのリーマンやっております。
古本屋巡りから書評,書評評?(海外の書評を利用しての本の見つけ方みたいなの)や本から見た世界みたいなの。
全編通して読みやすく軽妙で興味深い内容でしたが,一番面白かったのは,海外のクーデターの実用書(!)についてやたら長々と論評を加えているところ。

いや~,みんな殺人者やら性倒錯者やら政治犯やら,そういう人に興味あるっしょ?

植草甚一スクラップ・ブック
http://www.shobunsha.co.jp/html/uekusa-scr/list.html

昨日に引き続き今日も全集ものですが,これは全40冊(+1冊)出る上に約1500円と値段もそれなり。全部揃えたら6万円!あー,でも欲しいなあ・・・


年末ジャンボ買わなきゃ!

江戸川乱歩文庫全集

アメブロ,またサーバメンテでした。
というわけで昼あっぷ。


江戸川乱歩文庫全集1巻『屋根裏の散歩者』読了。

光文社から刊行中の江戸川乱歩文庫全集シリーズの1巻,つまり乱歩の初期の短編を集めたものを読みました。本の中身の前にこの全集についてですが,1巻からほぼ年代順に全作品を集成するというもの。全30巻で価格は1冊1000円と,偉大な作家の全作品を3万円で全て読めるわけです。しかも,文庫サイズなので通勤電車にももってこい。
http://www.kobunsha.com/rampozenshu/

サイトを見ればおわかりでしょうが,刊行順が年代順じゃありません。私は刊行順に近い感じで暇を見つけて読んでいたのですが,なんとなく年代順に読みたくなったので,中座していました。まだ,3巻の『陰獣』が出てませんが,待てないので読み始めました。

やっぱりね,作家や芸術家の本質に迫るには初期の頃の作品を外すわけにはいけません。
この短編集には,日本にも本格探偵小説を根付かせることが可能であると信じて自らそれに挑戦する野心的な作家の姿と,一方で(ネタ不足からか)淫靡な妄想を膨らませて幻想的な作品を書き上げる,いい意味で怠惰な作家の姿が見える。評論の類(当時から「屋根裏の散歩者」や「人間椅子」は評価が高かったらしい)に影響を受けやすい脆さも手伝って,それが作品の振幅になっている。結果としてそれは良い方向に働き,「孤島の鬼」のような無比の傑作を後年残すことになるわけだ。

いやまあ,そんなこんなはいいとして,玉石混交ではあるけど,素晴らしい一冊でありました。



で,ついでに。
文庫全集という出版形態について。

電子書籍がいまいちモノになりそうにない現状では,文庫という形態は非常にありがたい。うちはCDの量が多くて困っているんですが,それに劣らず書籍の置き場所にも困ってます。だから,版の大きなハードカバーはなるべく買いたくないのよ。ただ,文庫本ってのは,長編は別として,短編や中編についてはいいかげんな寄せ集めであるものが多く,出版社の移動や本自体の絶版→再編集といった作業のために漏れやダブりが頻発する。ダブりはまだ許す(本当はいやだけど)としても漏れはどうにもならない場合が多く,その場合は,発表当時に出たハードカバーを泣く泣く中古プレミア価格で買うことになる。
というわけで,私は断然文庫全集という出版形態を指示します!