ティム・バートン監督2作+・・・
- ワーナー・ホーム・ビデオ
- チャーリーとチョコレート工場
実はずっと前にDVDをレンタルしてたものの,ピーコだけして観ずにいたのですが,テレビで放送され,悔しいのでやっと観た。といってもちょっと前だけど。
観る前から面白いのはわかっていたし,借りたときにはかなり楽しみだったけれども,なんとなく観る気がしなかった。それは何故か。
実際面白かったけど,ティム・バートンの作品の平均的なところに収まってる気がするな。個人的には。「シザー・ハンズ」に感動した人には不要じゃね?
- ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
- エド・ウッド
変わって「エド・ウッド」です。B級映画の帝王の人生の一部を映画化したものですね。こちらは最高です。
この映画,モノクロの古臭い映像なのですが,実はこれがミソ。ファンタジー空間の演出には絶大な才能をもつティム・バートンですが,チョコレート工場でもなくゴッサム・シティでもないモノトーンのファンタジー。映画制作の夢とさっぱり才能も運もないエド。読み替えましょう。これも実は「シザー・ハンズ」と同じ構造だったりします。あと私みたいな映画ファンにとっては,エドの人生そのものが非常に興味深く,また感動的であります。そして恐らくティム・バートン本人にとってもそうであることが映像を通じて伝わってくる。実は氏の最高傑作ではないかと。
- 有限会社フォワード
- プラン9・フロム・アウター・スペース 新訳版
↑そのエド・ウッドの代表作。いや~,面白くないよ。でも,そういう映画でも楽しむことは可能です。その方法を知っていると人生が少し楽しくなる気がします。